2013年5月28日火曜日

Ai_調整可能なバーンって感じのふきだしを作る方法

簡単に調整できる、バーンって感じのふきだしを作る方法



久々更新です。
放置していてごめんなさい。


目立たせたいときによく使う勢いのあるふきだしですが、素材では形が合わず、調整するとなるとけっこう大変だったりします。バランスも難しいですよね。
これを簡単に調整できるように今回はアピアランスで作ります。

作り方


1.楕円形ツールで塗りだけの楕円を描きます。





2.効果>パスの変形>ランダム・ひねり を適用します。数値は現時点では小さめに設定しておいて、後から調整します。


ふきだしの形を少し不規則にするために設定します。少し不規則なくらいが自然に仕上がります。
きれいな円でいい方には必要ないので設定しなくても大丈夫です。 



3.効果>パスの変形>ラフ を適用します。サイズは0に、詳細は小さめに設定します。


ここでのサイズは「ギザギザの大きさ」を
詳細は「どれくらいの細かさ」かを表します。
ラフは本来ランダムにギザギザにさせることができる効果なのですが、今回はランダムさは欲しいのですが、ギザギザは必要ないのでサイズを0にしています。




こんなふうになりました。
ランダムもラフも適用されていますが、数値が小さかったりであまり変化はありませんが、後々役立ってきます。




4.アピアランスパネルで塗りを選択し、その状態で 効果>パスの変形>パンク・膨張 を適用します。スライドを収縮側に動かします。






アピアランスパネルを確認すると塗りだけにパンク・膨張が適用されているのが分かります。





5.アピアランスパネルで先ほどの塗りを選択し、パネル右下のボタンから塗りを複製します。パンク・膨張の適用されている塗りが複製されました。ついでに色も変えておきます。





6.5で複製した、背面にある塗りを選択し、 効果>パス>パスのオフセットを適用します。オフセットの値だけ外側に塗りが大きくなります。角の形状は「マイター」に、角の比率は10、20など大きめに設定します。

比率が大きいほどよく尖ります。





7.アピアランスパネルから、背面の塗りの「パンク・膨張」をクリックして開き、再設定します。当初は複製したままの数字なのでマイナス値を小さく(膨張方向へスライド)します。※値は−マイナス値の範囲内にする。プラス値までスライドしないでください。




わかりやすいように数値の差を大きくしてみました。前面の塗りと、背面の塗りの「パンク・膨張」の値の差を大きくすることでギザギザ部分の根元と先の太さに差を出すことができます。




8.アピアランスパネルから、一番最初に設定した、「ランダム・ひねり」もクリックして開き、数値を大きくして形を見ながら調整します。これでギザギザの大きさや方向にバラつきを作ることができます。




こんな感じになりました。




9.最後に、全体の形をパスを調整して整えます。効果が追随してくるので変形も楽です。




追記:

ギザギザの数を増やしたい時→ラフの数値を大きくする。0.1ずつでも変化します。
ギザギザが尖りすぎた時→前面、背面の塗りのパンク・膨張の数値を控えめにする。
背面のギザギザの先が尖らず平たくなる→パスのオフセットのマイターの数値を大きくする。


バーーーーン!!
(背面の集中線は以前のエントリです。)





先日のDTPの勉強会、番外編に参加された方々、お疲れさまでした。
初めて懇親会に参加しましたが、優しくお話してくださったみなさま、私がチキンすぎてお話できなかった方も、ぜひまたお話させていただきたいです。

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近頃はイラストレーターとしてもちょこちょこ活動しています。
こちらが少したてこんでしまってブログを放置していました・・

もしご興味のある方はこちらよりご連絡ください。





その関係で近頃タブレットを購入したのですが、これ、イラストレーター使いの方にもオススメです。フォトショップのために買ったんですが、イラストレーターでもとても楽です。思いのほかパスが引きやすいですよー!!
家では完全マウス派、会社では今でもそうなのでタブレットに慣れるまでが少し私は苦戦しましたが、購入して1ヶ月ほどなりますが、慣れました。
安くないので躊躇するところですが、機会があればお試しください!

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